コンセプト
つくる責任からつかう責任へ
農家の方は野菜の選別や出荷作業をしていて規格に当てはまらないものが多く出てくると、市場などには出荷せず廃棄している方がたくさんいます。私たちは普段、全国の市場や生産者の方から野菜を購入しています。カット野菜の製造をおこなう時には、規格外野菜や加工業務用野菜といわれるものを使用しています。私たちは規格外野菜の受け皿になっていますが、それが必要以上に多く出てくるとやはり生産者の方は廃棄されています。そして、私たちはそのような野菜があることを「もったいない」と考えました。
野菜の形が悪くても、傷などがあっても味は普通の野菜と変わりません。このようなお野菜を皆さんに知っていただくために生まれたのが、おやさいレスキューのネットショップです。
日本国内の食品ロスが※年間約612万トン(東京ドーム約5杯分)となっていて、このなかには売られずに食べることなく廃棄されているものも含まれています。国民1人当たりに換算すると、毎日お茶碗一杯分の食料を捨てていることになっています。
※出典/農林水産省・環境省調べ、FAO、総務省人口推計(2017年)
こういった食品ロス削減をSDGs目標である「つくる責任からつかう責任」の観点から、フードロス削減に取り組んでいきたいと考えました。
規格外野菜とは?
規格外野菜ってなに?
野菜には、販売先のニーズに合わせて作られ、各農協で決められた規格があります。
規格外野菜とは一定の品質に達していない野菜をいいます。
主に形・品質・色・重さなどで決定します。
規格分けとは?
A・B・C・D(秀・優・良・外)このような感じで規格分けされています。
A 形・品質・色・重さなどが規格とおり。
B Aより少し劣るもの。傷などあるもの
C Bより少し劣るもの。
D 大幅に規格から外れるもの。
なぜ規格はあるの?
野菜に規格があるのは、取引と流通の効率化を図るためです。どの産地から野菜が送られてきても見た目もよければスーパーに並べることができること、形が揃っていると効率よく段ボール詰めができてトラックにもたくさん載せられます。
また、見た目が良くきれいな野菜を買いたいという消費する側の意識も関係があるのかもしれません。
私たちおやさいレスキューは、これからもユニークで美味しい野菜たちを、お客様の食卓へお届けしてまいります。